ヤマハ | YAMAHA SRV250/S
SRV250は、トラディショナルスタイルのVツインスポーツとして、1992年4月に発売された。80年代後半から盛り上がった、絶対性能を求めるレーサーレプリカ全盛時代の揺り戻しのようなかたちで、ゼファー(カワサキ)が登場したのが1989年。バイク本来の楽しさがシンプルに感じられるモデルにふたたび光が当たっていた90年代初頭のデビューだった。SRV250に搭載された248ccの空冷4ストV型2気筒エンジンは、アメリカンクルーザーのビラーゴ(XV250)ゆずりで、ロングストローク型、SOHC2バルブ、最高出力は27psというもの。同時代の250ccスポーツが、水冷4気筒DOHC4バルブ、超高回転型で45psや40ps(自主規制値)をマークしていたことと比較すれば、数値上は、ごく控えめなエンジンだったが、ロングストローク型ならではのトルク感と、歯切れの良い排気音などがあいまって、絶対性能の高さだけがスポーツバイクのすべてではないことを感じさせた。1993年にはマイナーチェンジを受け、クオリティアップを図るとともに、スペシャルバージョン的な存在のSRV250Sが追加設定された。SRV250Sでは、リアショックがサブタンク付きとなり、ローハンドルが採用されていた。なお、1996年に登場するルネッサは、SRV250をベースにした「イタリアン・カフェレーサー」だった。
SRV250/S
06月15日
49グー!
今日も今日とてSRVいじり
前回投稿の際発注したキャブのダイヤフラムが届いたので交換
ダイヤフラムっていうかスロットル一式ですね
破れがあったのは片側だけですが、片側だけ交換だとなんとなく調子崩しそうな予感したので2個買いました
これは全4DN 乗りに共有したいんですが、キャブレターのパーツの大部分が3DNビラーゴ250と共通です
つまり流通が少なく謎に高価なSRV用の部品だけでなく、流通が多いビラーゴ用部品も使えることを意味しています
現に管理番号以外ほぼ同じと思われる純正スロットルアッシーは1個あたり4000円ほども値段差があります
今回買ったのもビラーゴ用2つです(4DN純正比較8000円の節約...)新品は綺麗でゴムの弾性もしっかりしています
あと改めてみると穴が空いていた方は底部分にかなり大きな傷があります
何をしたらこんな傷がつくんだろうか
ここで前回整備の誤りであり全4DN 乗りに共有したいこと2つ目、前バンクのニードルクリップ部分にはワッシャーが付いていないのが正解です
前回開けたときワッシャーがない状態だったので整備不良かと思い足してしまったのですが、間違いでした
理由が、後ろバンク側には熱が滞留しやすいので、燃料を前よりも多めに吹くことで冷却を促進しているらしい
つまりニードル段は純正で前3、ワッシャーで上がった後ろが3.5となっています
これを修正したうえで、ダイヤフラムを組みました
(ちなみに私の個体は社外マフラーに対応するためか前2の後ろ2.5になってました)
それと、前回バラした際にエアクリーナーボックスがバラバラになってしまったのでインシュレーターをコーキングでボックスに固定、2次エアが入らないようにしました
ここはSRVなら結構な確率でこうなってしまう箇所のようです
インシュレーター部分はゴム製のはずですが完全にプラスチックみたいな質感
比較的状態の良さそうなルネッサ用も購入しましたが、この修理したやつが本当にだめになったら交換します
ついでですが、スーパートラップマフラーをバラして清掃しました
構造的にすすが溜まりやすいのですが、この間の激濃状態の長時間走行により吹かしたときに黒い煙が出るほどの状態になってたんですよね
案の定死ぬほどすすがたまりまくってたので一枚一枚拭き掃除して、ついでに燃調を薄くするため皿1枚足しときました
ちなみに現在枚数が8枚です
試走したらバッチリ快調、スロットルレスポンスもよく問題なさそうです
謎の濃過ぎ問題が解決することを祈ります
なお皿を1枚増やしたところで音量は大して変わりません
あと前に書き忘れてましたが、スロットル引きケーブルとクラッチワイヤー交換してました
ビラーゴのとき効果を実感してましたが、旧車は清掃よりやっぱり交換ですね
引きの軽さが段違いです
いじるごとにどんどん乗りやすく、どんどん快適になっていきます
自分が中古車しか買わないのはこの感じが楽しいからというのが大きいんですよね
乗った瞬間から劣化していくだけの新車より、良くする伸びしろがあるオンボロのほうがやれることが多くてよっぽど好きです
SRV250/S
06月09日
23グー!
昨日ツーリング行くとか書きましたが、あの後走り出しから死ぬほど調子悪くなってすぐ帰ってきました
買った当初からアクセル一定割合開いたところでボコボコ言う感じがあったんですが、それが悪化しまくったような動きで、発進なんか片肺みたいになってました
帰ってプラグを見ると両バンク共に見たことないくらい真っ黒、濃すぎの兆候
よく分からないのが、何故ここまで急に悪化したのか
前普通に走っていた状態から変更したのはプラグとインシュレーターだけ...しかも普通に考えてインシュレーターの取り付け不良があった時は隙間からの2次エアで薄くなるのでは?
ともかくその2点以外はある程度快調な頃と何も変わってないので、前回面倒くさがって外さなかったタンクとか外して据付確認するためキャブ周りを見てみました
開けてまず目に付いたのが、前バンク側ダイヤフラムの取り付け不良から来る若干の破れ
ちゃんとハマってないまま蓋を閉めた感じ
もうひとつ気になったのが、後ろバンクのニードルのEリング下にあるワッシャーがなかったこと
いずれも前オーナーがいじった時にやらかしたんでしょう
とりあえずダイヤフラムは持ってないのでそのまま戻し、ニードルは前後とも手持ちのワッシャーに交換して戻しました
インシュレーター周りの取り付けも見直して、戻して試走するとなんと快調に
不調の根本原因はよく分からないですが、ダイヤフラムの新品は注文したので後ほど交換します
SRV250/S
05月24日
45グー!
今日もSRV整備です
まずはツールボックスの未塗装表面が白っちゃけていたのでシリコンスプレーで黒くしました
ところでSRVのエンブレム、SR400とちょっと似てて関連性を感じるのも含めていい感じにダサくて好きです
次は表面ヒビが気になっていたジョイントキャブレター、インマニ交換です
ビラーゴでもそうでしたがやはりインマニはゴム製で、先輩方いわくやはりすぐひび割れするとのこと
ビラーゴではアイドリング不安定などの不具合がありましたが、今回は明確に体感できるトラブルなどはなく、ただなんとなくヒビが入ってるのは心象悪いので交換したかったという感じ
純正が欲しかったですがとんでもない値段だったので諦めて、安い(といっても下手な純正くらい高いですが)OEMにしました
先輩方の多くははタンクやエアクリ類を外して上から作業されているようでしたが、面倒くさそうだったのとビラーゴでの経験があるので行けるだろうと思い左右から手を入れて外してみました
結果としては、タンク類は外さず横から簡単に外せます
しかも、工具の入りやすさとか色々な部分でビラーゴより簡単に作業できました
ちゃんと考えて設計されてる感じがします
注意点として、片方ずつ交換していかないとキャブが落ちてきて作業性を悪化させると思います
使用済みのインマニを見てみましたが、外観はヒビがあっても内側は綺麗でまだ使えそうな感じです
試乗した感じも性能的には何も変わりませんでしたので、内側には影響してなかったんでしょう
気持ち的にはフレッシュです
外したインマニは一応予備として保管します
SRV250/S
05月20日
35グー!
SRV250整備編第2弾です
まず前回立ちゴケ以降妙にかぶり気味のプラグを交換です
交換歴は不明ですが、純正指定のCR7HSAでしたので対応品のmotoDXにしました
まだ走ってないですが、アイドリング時点で排気のガソリン臭さが減った気がします(多分気のせいです)
元プラグの焼け自体は悪くなさそうでした
お次はセパハン化により座りが悪くメーターにぶつかる寸前だったブレーキマスターのタンク位置を修正しました
本当はAmazonで買った小さめのリザーブにする予定でしたが底から口が出ていたせいで高さが全く合わず、元ついてたでかいタンクをそのまま流用
小さいウィンカーステーを2個組み合わせてミラーと共締めすることでかなりコンパクトになりました
けど無理矢理感も否めないのでもう少し検討します
あとせっかくブレーキ周辺いじったってことでこれまたセパハン化で窮屈になったブレーキホースの取り回し改善のため継手を90°のものに変更し、フルードも交換
色々リフレッシュできてスッキリしました
SRV250/S
05月14日
44グー!
SRV納車してからとりあえず色々カスタムというか整備したので備忘録的に書いときます
・オイル交換
・ワイヤ類注油
・バッテリー交換
・ウィンカー前後砲弾型に交換
・ハンドルセパハン化
・マフラー交換
ヤフオクで買いましたが、整備系は納車時点でタイヤも生きてるしバッテリーも生きてるしフォークも点錆、オイル漏れ無しとかなり具合が良かったためエンジンオイル交換位で乗り出し出来ました
前のビラーゴで苦労したのでここについては助かりました
ただ昨日しょうもない立ち転けしたあたりからカブり気味な感じがあるため、プラグは少しいい奴に変えます
今のところ外観についてはいじる必要を感じないのでしばらくこのままいく予定です
セパハンのクリップ位置はもう少し下げるかもしれません