ヤマハ | YAMAHA SRX250

車輌プロフィール

1984年に発売された、SRX250。ヤマハ自身が80年に発売したRZ250以来、ハイパフォーマンス志向中心のモデル展開が中心となっていた時流から外れて、ファッションとしてのバイクを楽しむためのモデルとしての登場だった。ノンカウル・角目ライト仕様のSRX250と、ハーフカウル仕様のSRX250Fが設定された。翌85年4月には、SRXシリーズに400と600が加わり、歩調を合わせるかのように、丸型ヘッドランプ仕様が追加設定された。その後しばらくして、一旦ラインナップから落ちた時期もあったが、1990年4月に新型として再登場。ここでは、明確にSRX600/400シリーズに連なる「末の妹」らしいスタイルとなっていた。249cc空冷4スト単気筒DOHC4バルブエンジンであることは共通だった。

ヤマハ SRX250のユーザーレビュー・写真
 
長く付き合う大人のバイク

満足している点

①日本人の体格にあったコンパクトな車体
②無駄のないシンプルな設計
③決して遅くはなく、140km出て100kmで巡航が可能
④マフラーの取り回し及びデザイン
⑤材質はコストがかかっている
⑥ジェントルな排気音
⑦無理のないポジション
⑧燃料比率が優秀25-30km/L
⑨車重が軽く、未熟な技量でもOK
⑩腕を磨くには最高な素材

不満な点

①積載性が低い
②5速
③ギヤ比が低すぎる
④フレームの溶接あとの処理が雑
⑤もう1サイズ太いタイヤが入るといい

いずれも微々たるもので女性や高齢者が
ゆっくり走るのにはベストな選択だと思います

これから購入する人へのアドバイス

旧車ですので、個体差が非常に大きく
バイクを見る目がない、初心者さんは
ネットオークションでの購入は覚悟が必要
もちろん、あたりもありますけど
見て楽しむ要素が大きいので、できる限り
傷、凹みのない車体をお勧めする、
エンジンのアルミ部分はバフ掛けすれば
ピカピカになりますが、マフラーは穴があく
車両がありますので、要注意です
極端に予算を削るとそれなりの車体になりますので
20万程度が目安となるでしょう
ビキニカウルを取り付け、フロントスプロケを
16-17に変更すればVT250 GB250と同等の高速
性能を確保できるでしょう

総合評価: 4
年式:1993年  燃費:一般道:20.0km/L  高速道:27.0km/L
投稿者:ゴン
投稿日:2016-07-23 08:59:47
SRX250後期型3WP

満足している点

軽量な車体。エンジンが良く回る。まわしても燃費が良い。整備が良い。

不満な点

現在後継の車種が無いこと。
初期型に比べアンダーパワー。足まわりの味付けも素人向き。全体的に初期型と較べるとまるで実働車。

これから購入する人へのアドバイス

スポーツ性に期待するなら程度の良い初期型がお薦めです。

総合評価: 4
年式:1990年  燃費:一般道:28.0km/L  高速道:30.0km/L
投稿者:ゆーぼーと
投稿日:2011-10-26 11:20:06
価値ある絶版車

満足している点

数年前のTV番組「Good Luck」の中で柴崎コウが乗っているバイク(実際はSR400だったのですが・・・)を「SRX250」と勘違いして「スタイルと音がカッコイイ!乗るならこのバイクだ!」とインターネット上で「SRX250」を探してました。2007年に偶然この「BikeBros」の検索で「掘り出し物」を見つけ購入。熊本県から静岡県まではるばる送ってもらいました。実車を見ずに購入しましたが、親切な販売店で納得のいけるレベルのものが届きました。
イエローの塗装以外はノーマルです。友人から絶版車は「手がかかる」と忠告を受けておりましたが、案の定、燃料コックとキャブレターの燃料漏れに悩まされました。「YDIS」という負圧を利用する特殊な燃料供給配管で、サービスマニュアルも手元に無いので 正常な状態がさっぱりわからず、純正パッキンのパーツ供給も終了しており、練りタイプの耐ガソリンガスケットをぬって対応しました。今後、購入しようと思っている方は、キャブレター調整できるくらいの知識が必要だとおもいます。
キャブレターのセッティングが合っていないのか、燃費が20km~25kmであまり良くなく、混合給気が不安定になることが、若干気になります。その他、エンジン、サス、ブレーキ、電装、ハンドリング他、特筆すべき性能は特に無いと思いますが、まったく不満もございません。
軽くスリムで取り回しやすく、すり抜けはとても楽です。単気筒ならでわの「タッタッタッタッ」という軽い音で、低回転は「トコトコ」と高回転では「ダーッ」という感じで走ります。

不満な点

ありません。

これから購入する人へのアドバイス

若き日にバイク事故にて20年間バイクを離れていた自分にとっては復帰し感覚を取り戻すのにちょうどいいパワーで、初心者や女性の筋力の無い方むきの性能です。
現状の250ccクラス単気筒は、スクーター デュアルパーパス 街乗りカスタム用 ノスタルジックなスタイルのものはありますが、バイクライディング自体を手軽に楽しめるモデルが希少な今「SRX250」のシンプルなスタイリングと扱いやすい車体は、価値ある絶版車だと思います。

総合評価: 4
燃費:一般道:0.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:ケーンダット
投稿日:2007-05-29 16:16:00

満足している点

かなり珍しいバイクみたいですね。通常のSRX250は良く見ますけど、ハーフカウル付のSRX250Fは中古屋でも街でも本当に見かけません。このようなスポーツバイクでシングルというのは異色なのかも。カウルにLight sportsとペイントしてありますが、本当に軽がると操れます。車重も120Kgで、実際にめちゃくちゃ軽いです。

一番気に入っている点はデザインと音です。SRX自体カッコ良いですが、ハーフカウルのデザインが更に良し。なお、ハーフカウルがあるので多少は風の抵抗が和らぎますが、タンクに腹ばいになっていればの話。最近のバイクでもそうですが、フルカウルや巨大なウインドシールドを付けているのでもなければ、ビキニカウル、ハーフカウルでの防風効果はさほどではありません。

音はそんなにうるさくないですが、大昔からある単気筒独特のドドドドッていう音は、バイクに全く興味ないうちの親父さんがいい音するね!って意外にも気に入ったほど。バイク本来のレトロなイイ音にカッコ良いデザインというアンバランスがなんとも独特の味です。

不満な点

ちょっと使いずらい点は、ビラーゴ250もそうでしたが、チョークがシートの下のエンジン脇についているとこ。当時としては未来的なデザインなのに、機構をわざとレトロに作っているのか(シングルを強調するため??)。

これから購入する人へのアドバイス

それまでVツイン&4気筒ばかりだったのが、初めての単気筒バイクで乗ったのがこれです。さすがに力はそれほど無いです。250ccで単気筒なので、加速も思ったほどではないですが、80Km/hくらいならすぐに到達します。100Km/h位までは問題ないですが、110Km/h位まで出すと、エンジンがさすがに苦しそう。とは言っても、120Km/h位までなら問題なく出せます。250ccなら十分ではないでしょうか。

やはり250ccなので、スピードを出すよりもとり回しを楽しむものだと思います。今までアップハンとアメリカンばかりだったので、ロードスポーツならではのセパハンは当初少し前傾がきつく感じられましたが、慣れればそんなでもありません。

単純に性能を比べたら、単気筒は4気筒に敵わないかもしれませんが、飛ばし屋でもなければ十分楽しめますし、20年以上動いている今でも恐ろしく頑丈です。

総合評価: 4
燃費:一般道:0.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:フルボン
投稿日:2007-02-18 00:34:00