ヤマハ | YAMAHA XV1900CU/レイダー | XV1900CU/Raider

車輌プロフィール

北米では「レイダー」という名称で販売されたXV1900CUは、ヤマハのクルーザーモデルであるStar・シリーズのフラッグシップモデル。オーセンティックなスタイルのXV1900Aミッドナイトスターに対し、XV1900CU(レイダー)は、寝かされたフロントフォークやロー&ロングのスタイリングが示すように、いわゆる「チョッパー」だった。搭載するエンジンは、排気量1,854ccのV型2気筒。冷却方式は空冷ながら、実際にはシリンダーヘッドにオイルラインを通すなどの油冷構造も採用していた。このあたりの仕様はXV1900A同様ながら、インジェクションチューニングや吸排気効率の向上などによって、出力もトルクもXV1900Aより上だった。フレームは、XV1900Aと共通部分もありながら、ヘッドパイプやエンジン懸架部は新設計だった。駆動方式はベルトドライブで、ミッションは5段変速。2013年モデルでシフトチェンジをサポートするアシスト&スリッパークラッチを採用した。メーターはタンクオンレイアウトで、速度計とともに燃料計も装備していた。XV1900CUは、海外専用モデルながら、ヤマハの海外向けモデルを輸入するプレストコーポレーションによって、2008年から2017年モデルまで販売された。

2017年 XV1900CU ブラックメタリックX(カタログメイン)ブラックメタリックX
2017年 XV1900CUブラックメタリックX
2017年モデル
ヤマハ XV1900CU

プレストコーポレーションが輸入したカナダ仕様車。

基本スペック

タイプグレード名 XV1900CU
発売年 2017
発売月 1
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2570
全幅 (mm) 925
全高 (mm) 1165
ホイールベース (mm) 1800
最低地上高(mm) 145
シート高 (mm) 695
車両重量 (kg) 331
最小回転半径(m) 3.5
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 48
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 1854
カム・バルブ駆動方式 OHV
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 100
行程(ピストンストローク)(mm) 118
圧縮比(:1) 9.5
最大トルク(N・m) 167.2
最大トルク(kgf・m) 17
最大トルク回転数(rpm) 2500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 16
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 X24EPR-U9
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 GT14B-4
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ドライサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 5.2
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 4.1
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 4.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
1次減速比 1.412
2次減速比 2.626
変速比 1速 2.375/2速 1.571/3速 1.160/4速 0.929/5速 0.800
動力伝達方式 ベルト
フレーム型式 ダブルクレードル
キャスター角 32.2°
トレール量 (mm) 102
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントホイールトラベル(mm) 130
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 90
タイヤ(前) 120/70-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 62
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 210/40R18
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73
タイヤ(後)速度記号 H
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 7.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.80
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
メーター表示:時計
車両装備:スリッパークラッチ