ヤマハ | YAMAHA YB-1フォア | YB-1 Four
1996年からラインナップされていたYB-1の外観をそのままに、4ストロークエンジンを搭載して、2000年3月に登場したのが、YB-1FOURだった。前身のYB-1(2スト)は、原付免許で乗ることができる4速ギア付きのフルサイズスポーツとして、レトロ感のあるデザインも含めて人気があったものの、環境性能が求められる時代の中で、4ストエンジンへの換装がはかられた、ということが誕生の背景にあった。カフェレーサースタイルのシングルシートとセミアップタイプのハンドルで、ライディングポジションの自由度も高かった。大きな仕様変更はなく、2006年モデルまで生産された。
05月03日
26グー!
先日、自走でサーキット秋ヶ瀬に行ってきました。
自走でサーキットへ行ったのも、純正ステップでサーキットを走ったのも、サーキットを秋ヶ瀬を走ったのも初めてでしたが、大きな事故や怪我等無く無事に帰宅する事が出来ました。
純正の固定ステップ故にバンク角が少ないので、左のヘアピンコーナーで2回程ステップを軸に転倒しましたが、その後荷重移動を極端に行いながら膝を擦るようにした所、膝をバンクセンサー代わりにしながらステップを接地させずに走る事ができるようになりました。
しかし、右コーナーでブレーキペダルが接地してリアホイールが浮き、着地した際にハイサイドを喰らって転倒してしまいました。
転倒時にクラッチレバーが折れてしまい、サーキット走行に使える予備を持ってきていなかった事から、その後の走行枠は走る事ができなかったので、次回以降は予備のレバー類は常備しておこうと思います。
YB-1 Four
03月14日
43グー!
以前出走したKAMINARI TIME TRIAL【カミトラ】の写真です。
1970年製造までの125cc以下の二輪車、またはレトロ50というレースのレギュレーションに適合する車種が走る旧車ミニバイクレース?で、現在は茨城県坂東市のイワイサーキットにて開催されています。
〜60ccが対象のAクラス、61〜90ccのBクラス、91〜125ccのCクラスがあり、レトロ50対象車でもボアアップ後の排気量のクラスに出走可能です。
2024 Part1にて88ccボアアップしたYB-1Fourで参加し、のBクラスで優勝しました。
また全クラスの上位3名、計9名で行うエキシビジョンマッチでも優勝しました。
小さい写真ですが、モトモトという雑誌にも掲載されたのが嬉しかったです。
3/22(土)に開催される2025 Part1にも出走予定なので、良い結果を残せるように頑張りたいです。
03月14日
39グー!
以前投稿したT50ヘッドを組み付けてビッグバルブ化した88ccボアアップエンジンが完成したので記録します。
YB-1FourやT90とT50/80はシリンダースタッドボルトの径が異なる事から、T50ヘッドのスタッドボルト穴とノックピン差し込み穴の径を拡大、オイルラインが多少異なるのでアルミ溶接でオイルが漏れない様に加工をした上で取り付けています。
当方には設備が無いので、島根県のsammasworksさんに加工を依頼しました。
一般的なショップや内燃機関屋であれば断る様な依頼であるにも関わらず、快く受けて頂けたのでオススメです。
居住地からは離れているので部品を郵送する事で対応して頂きました。
T50は吸気バルブ径19.8〜9mm、排気バルブ径16.8mm、ステム径4.9mm
YB-1Fourは吸気16.9mm、排気14.5mm、ステム4.4mm
T50ヘッドのカムシャフトやロッカーアーム周辺の規格はYBヘッドと同様なので、YBのモノを使用。
バルブスプリングはサイズが異なるのでT50のモノを使用。
YBのエンジンに搭載する際にはオートカムチェーンテンショナーガイドを差し込む為に切削加工が必要です。
以前組んだ88ccボアアップエンジンと同じ構成のシリンダーやピストンを使用し、YBカムを使用しているのでバルブのリフト量は変わらない筈ですが、純正のガスケットを使用するとバルブ-ピストン間クリアランスが確保できずバルブヒットしてしまうので、ピストン側のバルブリセスを拡大して対応しています。
燃焼室容積の計測を行った上で計算した圧縮比は10〜11といった具合なのでレギュラーガソリンを使用しています。
今月は腰上オーバーホールをした際にポート加工とビッグキャブ取り付けを行い、ビッグバルブエンジンとしての恩恵をより受けられる状態になりました。
キャブレターがφ24なので吸気ポートはφ22とし、先細りで流速と流量の両立ができる形状を狙っています。
サーキットでシェイクダウンを行い、最高速アタックではメーター読みで105km/h程、GPS計測で90km/hを記録しました。
2025年3/22(日)にはYBで走る2度目のレースである、KAMINARI TIME TRIAL 2025 Part1【カミトラ】が茨城県坂東市のイワイサーキットにて開催されるので、セッティングを煮詰めて良い結果を出せる様に頑張りたいです。