ヤマハ | YAMAHA XSR900GP

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

XSR900GPは、はじめ海外市場向けモデルとして、2023年10月25日に発表された。並列3気筒エンジン(CP3)を搭載したXSR900のバリエーションモデルだった。そのXSR900が、MT-09をベースにしたヘリテイジスタイルのスポーツネイキッドだったのと同じように、XSR900GPは、1980年代のグランプリレーサーのようなノスタルジックなデザインが特徴の、ハーフカウルを備えたロードスポーツ。ハンドルはクリップオンのセパレートタイプながら、過度に低くはなく、フットステップは、やや後方上部に設置されていた(調整可能)。フレームはXSR900用をベースに強化されており、ステアリングステムシャフトはアルミ製。見た目はノスタルジックでも、2023年当時最新だった電子制御技術が投入されており、6軸IMUによって、トラクションコントロール、スライドコントロール、フロントリフトコントロールなどが機能していた。クイックシフターも標準装備、メーターは5インチフルカラーのTFTディスプレイ。特徴的なヘッドライトデザインは、LEDの普及が可能ならしめたものだった。日本では、2023年秋のジャパンモビリティショー2023などで展示され、2024年4月に正式発表された(同年5月発売)。

2024年 XSR900GP Legend Red(カタログメイン)Legend Red
2024年 XSR900GPLegend Red 2024年 XSR900GPPower Grey 2024年 XSR900GPLegend Red(リアビュー) 2024年 XSR900GPPower Grey(リアビュー)
2024年モデル
ヤマハ XSR900GP

2023年10月に発表された欧州市場向けモデル。※諸元及び画像は、欧州向けプレスリリース及び英国のヤマハ公式サイトから

基本スペック

タイプグレード名 XSR900GP
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2160
全幅 (mm) 810
全高 (mm) 1180
ホイールベース (mm) 1500
最低地上高(mm) 145
シート高 (mm) 835
車両重量 (kg) 200
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 3
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 890
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 78
行程(ピストンストローク)(mm) 62.1
圧縮比(:1) 11.5
最高出力(kW) 87.5
最高出力(PS) 119
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(N・m) 93
最大トルク(kgf・m) 9.5
最大トルク回転数(rpm) 7000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 14
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.5
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.8
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 3.2
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 25°00'
トレール量 (mm) 110
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントホイールトラベル(mm) 130
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 131
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58
タイヤ(前)速度記号 (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73
タイヤ(後)速度記号 (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:ハザードランプ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:スリッパークラッチ
車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター)