スズキ | SUZUKI GSX-S750

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2015年に発売されたGSX-S1000に続くモデルとして、2016年のインターモト(ドイツ・ケルン)にて発表されたのが、GSX-S750だった。翌2017年春に発売され、、日本市場でも3月末からラインナップに加わった(日本でのモデル名は、GSX-S750 ABS)。GSX-S1000同様に、GSX-R750ゆずりのパフォーマンスに注目が集まったモデルだが、発進時や低回転走行時に、エンジンの回転数やスロットル開度、シフトポジションの情報から自動的にエンジン回転数を少しだけ上げる「ローRPMアシスト」機構を備えるなど、見た目のアグレッシブさに似合わずストリートでの扱いやすさも考えられたモデルだった。また、この時期のスズキ車には、エンジン始動時にスターターボタンを押し続けずとも、ワンプッシュで始動させる「スズキイージースタートシステム」が装備されており、GSX-S750も例外ではなかった。2018年モデルでは、ハンドルバー素材がアルミに変更された。※2022年には、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合することなく、生産終了となった。

スズキ GSX-S750のユーザーレビュー・写真
 
最強のナナハン4発

満足している点

☆現行ラインナップ唯一の750cc4気筒エンジン
・「これ何cc?」と聞かれたら「ナナハンです」と答えればOK(相手がおじさん以降のお歳なら話が弾むかも)
・心のブレーキの緩いライダーには最適な排気量(自分もですが)
・4気筒のレーシーなサウンドを味わい放題(ヴワアアアアアン!!!)
・低速に振ってるエンジンで下道適性高し
・エンブレがとても穏やかで乗りやすい

☆エッジの効いたスタイリング
・ジャギジャギのストファイ
・タンクがデカくて凄まじいマッチョ感
・ゴツいけどキュッと詰まっててスマート

☆あえての鉄フレームでしなる安定した車体
・しなりのよい鉄フレームは自分のようなサーキットに行かない&安全志向のへっぽこライダーにはむしろ乗りやすい
・だから下道の交差点右左折などで気を遣わなくてもOK
・コスト削減を感じさせない異形断面スイングアーム(角材じゃない)

☆自分が上手くなったと錯覚できるワインディング適性
・マス集中&鉄フレーム&車高が高い。カーブでの倒し込みが異様に楽しい、そして楽
・タイヤにアマリングができないレベルで倒せちゃう(バイク仲間にはカーブで倒し過ぎだとよくツッコまれる)

☆他人と被らない(マイナスでもある…)
・孤高が好きなお方はどうぞ(S1000と似すぎだけど)

☆そこそこ良い燃費
・だいたいリッターあたり20キロ

☆価格が安くお手頃
・コスパという単語に惹かれる方におススメ。100万切りになります

不満な点

×プレミアムな車両ではない
・前後サスは最低限(どっちもよくあるKYB製&プリロード調整オンリー)
・金属パーツも最低限(殆ど樹脂)

×マイナーな車両
・S1000と似ている上にS1000乗りは多いので最高にマイナー臭
・なのでカスタムパーツが少ない

×燃料がハイオク
・JAFと自分と自分と自分がキレるぐらい税金が上乗せされガソリン代が上がってるのにも関わらずハイオク指定(前身のGSR750はレギュラー。そもそもコスパも求める人がメインターゲット層では?)

×車高が高いので足つきは微妙
・身長が高い人は無問題(自分は身長170センチジャストで両足の母指球までつきますケツ筋に喝を入れれば両足べったり)
・デイトナのリヤローダウンリンクロッドで解決可能

これから購入する人へのアドバイス

ある程度のコスパを確保しつつ4気筒レーシーエンジンを味わいたい方、リッターに乗れるかどうかor自制心に不安を覚える方には最高の選択になるはず。
逆にプレミアムなバイクが欲しい方にはイマイチ。

自分は前後サスとマフラーを変えつつ走行距離3万キロオーバー。まだまだ乗りたいと感じさせてくれる良いバイクです。

総合評価: 5
年式:2017年  燃費:一般道:20.0km/L  高速道:23.0km/L
投稿者:AR-K
投稿日:2019-11-17 18:31:38
全てが丁度よいスズキの四発750!!

満足している点

S1000からの乗り換えです。
S1000との違いも書こうと思います。

・デザイン
カッコイイですよね?
・町中でも峠でも丁度いいパワー
まずやはり750ccのバイクの強み「丁度いいパーワー」につきます。
町中のスローペース、トロトロ運転の軽自動車、峠、高速、全てのシーンにエンジンパワーがマッチして快適です。S1000では軽自動車の後は苦痛でしかありません。
・燃費
燃費も意外と良く、好調なツーリングであれば300km以上は走ってくれます。S1000はどんなに良くても270km走ればいいほうです。
・コンパクトな車体
タンク幅はS1000よりも狭く、ホールドしやすい。
・トップブリッジの形状
ユニバーサルな設計なので汎用のハンドルバーライザーがポン付けです。S1000ではハンドルの交換しか選択肢がありません。
・シート下のスペース
車載工具、ETC、書類をいれてもまだ多少余裕があります。
・エンジンブレーキが穏やかで扱いやすい
町中ではありがたいです。
・意外と回して乗れるエンジン
タイトな峠のコーナー立ち上がりから2速で引っ張って6000位まで回せる場面があって楽しいです。S1000ではこんなに回せません。回せて4000位まででは無いでしょうか?エンジン音を楽しめません。
・吸気音
排気音ではなく吸気音!!
加速していく際のサウンドはアドレナリンドパドパ!!
GSXR750!SSのエンジン!音が最高!
パウウ~~~!!ペウウ~~!!!ポワウウ~~~!!
・スズキの4気筒750
これだけでテンション上がります。


全てにおいて過不足がなく過剰がない、それがGSX-S750・・・。
基本スペックではS1000の方が格上ではありますが、実際に乗ってみないと分からない良さというものが有ります。

峠でキリキリ走るもよしトロ~リ走りながら景色を楽しむもよし!
オールマイティーでありながら遊べるバイク!!
それがGSX-S750だっ!!!

不満な点

・カスタムパーツが少ない
純正でエンジンスライダーすら出ていないという撤退ぶり!!!
・薄いわけではないが、トルクフルだはない。
しかし、これが乗りやすさにつながっていると思います。
・荷物を載せにくいタンデムシート
最近のバイクの宿命です。

これから購入する人へのアドバイス

エンジンの性格としては回して乗るバイクと言った感じ。
ドカン!とトルクがあるわけではなく、1速2速で引っ張って回転数でトルクとパワーを抽出する感じです。
と言っても100馬力異常ありますのでトルクが薄いということはありません。

ストリートファイターですのでバーハンドルでありながらネイキッドバイクと比べると前傾姿勢です。長時間の運転で疲れてしまう方はバーライズキットでアジャストすることをおすすめします。
私は19mmアップさせて丁度よくなりました。

「度々車重がS1000よりも3kg重い」と気になさってる方がいますが
3kg程度の差などは一般ライダーには関係のないことです、実際にS1000と比べても倒し込みに違いは感じ取れません。
軽さは正義という呪文に囚われてこんな良いバイクを敬遠してはもったいないです。

私は ツーリング8 峠遊び2 位で乗っているツーリングライダーなのですが、そんな私にはS1000よりもS750の方がニーズに合っていました。数百キロの高速道路弾丸走行では当然S1000が有利ですが。
S1000は好調に走っているときは良いでのすがペースが落ちてくるとストレスしか感じませんでした。
正直S750の扱いやすさから来る下道ツーリング適正の高さに感激しています。

総合評価: 5
年式:2017年  燃費:一般道:20.0km/L  高速道:25.0km/L
投稿者:ワラビモチー
投稿日:2017-07-15 10:56:22