サービスマニュアル上はフロントシリンダーとヘッドを付けてリヤシリンダーとヘッドを付ける。 リヤアイドルカムギヤ部がフレームに当たるので、前後シリンダーヘッドを装着しないと クランクケースをフレームに装着することが出来ないのが基本 エンジンを外す時はなるべく軽くして作業、クランクケースカバー類を外す事で 思わぬ損傷や傷防止になります、重い状況ではエンジン単体をフレームに付ける際も 専用治具があれば、難なく進みますが、一小さな販売店ではそれがありません。 エンジン分解整備時にピストンリングセットもバルブクリアランス校正と同じく交換することから ピストンリングセットを装着せず、外したガスケットでフロントシリンダーヘッドを仮組み 時計と逆方向に360度回して、リヤシリンダーヘッドもピストンリングセットを付けずに仮組み クランク位置を元に戻して前後のバルブタイミングが適正か確認 もう一度、リヤシリンダーカム組み付けタイミングに合わせて仮組みを外して本組み クランク位置を再びフロント組み付けタイミングに合わせてフロント仮組みシリンダーを外して エンジン本体をフレームに