スズキ | SUZUKI GSX400Xインパルス | GSX400X IMPULSE

車輌プロフィール

GSX400Xインパルスは、1986年3月に発売された。インパルスの名を冠するモデルとしては、82年のGSX400FSインパルスに続く2機種目で、のちに定番ネイキッドとなるGSX400インパルス(94年~)も使うことになる。これら3モデルは、4気筒エンジン搭載のカウルレスモデルという以外に繋がりはなく、このGSX400Xインパルスには、レーサーレプリカのGSX-R(400cc)のエンジンが流用されていた。とはいっても、GSX400Xインパルス最大の特徴は、車体のデザイン。GSX1100Sカタナなどを手掛けたハンス・ムートの手によるものだが、あまりに独創的すぎて、「東京タワー」と揶揄されることもあった。ハーフカウルを備えたモデルもラインナップされた。

スズキ GSX400X IMPULSEのユーザーレビュー・写真
 
個性的だったが一般受けしなかったバイク

満足している点

さすが59馬力、リミッターも無いので高速では180kmのメーターを軽く振り切り、実質200kmくらいは出る。
足付性が良いので小柄、女性でも乗れる。
好き嫌いが分かれる個性的なデザイン。
吹き上がりのイイエンジン。制動力も良い。
細めのリアタイヤは旋回性が良い。
街乗りに良い。GSXRと共通性があり、セパハン、バックステップにすれば峠仕様にできる。

不満な点

いわゆる東京タワー型ステーがABS樹脂なので、経年で割れてしまい、接着剤では修正できなかった。
シートが極度に薄い上に、レプリカバイクのスポンジシートのような反発性も無いので、2時間座るのが限界。上に違うシートを載せないとツーリングできない。
低回転が無いので、中域から急に回転が上がる。初心者が乗ると不意の急加速で突っ込みそうになる。
特殊な細いフレームに対応させたツインキャブは燃焼効率の具合でカーボンを発生させてしまい、その結果10,000kmくらいになると溜まったカーボンでエンジン回転が上がりっぱなしになり、水温異常でエンジンストップ&再始動不可状態が15分続いたりした。(ハイオクのみ使用すると問題ないという噂もあった)
そのせいか、同期のスズキはGSXRも含め、すぐに激減してしまった。

これから購入する人へのアドバイス

カタナと同じハンスムートデザインなので個性的なバイクで当時の自主規制59psでぶっ飛びたいオーナーにはもってこい。
小さい車体に加えアップハンドルなので手元が狭い。
その為、セパハンにして乗っていたが丁度良くなる。
東京タワー部分は破損車体が多いので、気に入らない場合は丸型ライトに換えてネイキッド化するとバンディッドみたくなります。
ライト下にオイルクーラーがむき出しになりイイ感じです。
カーボンでのトラブル化エンジンが多いみたいなので個体を良く確認する必要があります。

総合評価: 3
年式:1986年  燃費:一般道:12.0km/L  高速道:17.0km/L
投稿者:yuu
投稿日:2019-01-04 18:42:18
インパルスX

満足している点

車体が軽くスポーツ性に優れているため峠道を楽しむことが出来ます。
また、7000回転からレブまでの鋭い加速が2stエンジンを思い出させてくれます。
ポジションが楽なのであまりつかれません。

不満な点

シートが薄いため長距離走るとおしりが痛くなりやすいです。
7000回転以下は巡航するには問題はありませんが急な加速には付いて来てくれません。
車体が小さいため体が大きな人には窮屈に感じます。

これから購入する人へのアドバイス

流通している数が少ないので見つけるのは大変ですけどとても楽しいバイクです。しかし乗っている人間からすれば初心者にはこのバイクをおすすめすることは出来ません。

総合評価: 4
年式:1986年  燃費:一般道:13.0km/L  高速道:16.0km/L
投稿者:ザマ
投稿日:2014-04-21 03:48:22