カワサキ | KAWASAKI ZR-7S
1999年に登場したモダンスタイルのネイキッド、ZR-7のバリエーションモデルとして、2001年に発売されたのがZR-7Sだった。末尾の「S」は、ハーフカウルを意味しており、同じ年にはZR1200Sなども登場している。当初、ZR-7Sは海外向けモデルとして投入され、のちに国内にも導入された。ゼファー750と同系の738cc空冷4気筒DOHC2バルブエンジンをはじめ、基本構成はZR-7と共通。ウインドシールドはやや立ち気味としてライダーへの風圧を低減。マルチリフレクターシングルヘッドライトやスピード・タコ・フューエルの3連メーターをカウリングステーにマウントすることで、ステアリングにかかる質量も低減させ、軽快なハンドリングをもたらしていた。