カワサキ | KAWASAKI メグロS1 | MEGURO S1
メグロS1は、伝統ある「メグロ」のネーミングを復刻させたレトロスポーツとして、2024年11月に発売されました。1960年にカワサキと業務提携し、64年に経営統合された目黒製作所は、日本の大排気量バイクに一時代を築いた伝統あるブランド。カワサキは、2020年に往年のメグロスタミナを復刻させたかのような、メグロK3を登場させており(ベースはW800シリーズ)、それに続く「メグロ」として発表されたメグロS1は、1964年発売のカワサキ250メグロSGの後継モデルという位置づけ。ベースは、メグロS1とともに発表されたW230だった。世界初公開は、2023年10月開催のジャパンモビリティショー(かつての東京モーターショー)で、W230と同時発表。それから約1年を経ての国内発売となった。排気量232ccの空冷4スト単気筒SOHCエンジンや、セミダブルクレードルのフレーム、前18インチ/後17インチのスポークホイール、ABS付きの前後ディスクブレーキやLEDヘッドライトなどは、W230と共通ながら、各所にメグロのモデルであることを示すエンブレムや専用の意匠が施されていた。