今回はBMW R1250RSの「エンジンからカチャカチャと音がする」というご相談をいただき、ご入庫いただきました。 まずは症状の確認を行い、異音の発生状況を点検。その後、左右シリンダーヘッドを分解し、バルブクリアランスの測定を実施しました。 診断の結果、左右ともにバルブクリアランスの隙間が規定値より大きくなっていることを確認しました。R1250シリーズのシフトカムエンジンは非常に精密に設計されており、バルブクリアランスが適正値から外れると、今回のような「カチャカチャ」というメカニカルノイズが発生することがあります。 さらに詳細点検を行ったところ、クリアランス調整用シムに摩耗が見られ、その影響でバルブクリアランスが広がっていることが判明しました。各部を正確に測定し、適正な厚みの新品シムへ交換。組み付け後は再度バルブクリアランスを測定し、規定値内へ調整しました。 修理完了後にエンジンを始動すると、気になっていたカチャカチャ音は解消され、非常にスムーズで静かなエンジン音を取り戻すことができました。


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