ドゥカティ | DUCATI モンスターS4Rsテスタストレッタ トリコローレ | Monster S4Rs Testastretta Tricolore

車輌プロフィール

モンスターS4Rsテスタストレッタ・トリコローレは、2007年に発売された限定モデル(2008年モデルとして)。基本亭には同年式のモンスターS4Rsテスタストレッタと同一ながら、イタリアントリコロールカラー(※)を採用していた。また、フレームとホイールは薄い金色のマグネシウムカラー。1990年代以降のドゥカティスポーツといえば、レッドがイメージカラーだが、80年代までは、トリコローレが採用されることが多かった。モンスター・シリーズに用いるのなら、モンスターS4Rsテスタストレッタが対象になるのは当然のことだった。※トリコロールはフランス語。イタリア語ではトリコローレとなる。意味は、3色の国旗。単に「3色」なら「Tre colori」

ドゥカティ Monster S4Rs Testastretta Tricoloreのユーザーレビュー・写真
 
乾式クラッチ、デザイン、トルク、音、何をとっても素敵なバイクです。

満足している点

まずはデザインが最高でスチールパイプ・トレリスフレームがこのバイクを引き立てています。

エンジンがDUCATI独特の90度V型でかっこ良いです。

マフラーが片側2本出しで迫力があります。

乾式クラッチの「スパッ!スパッ!」という繋がりがレーシーで好きです。

ブレーキが、ブレンボ、ラジアルマウントで利きがシビアで僕は好きです。

遠くから来ても「ドカが来た!!」って分かる音でメチャ目立ちます。

乗った感想は一人一人感覚が違うと思うのでここでは語るのやめときます。

いくらデータ上、セッティングが出ていても乗り手が乗りにくいといえばその人にとっては、セッティングは出てないことになると言うことです。

不満な点

乾式クラッチで、湿式より数倍重い為初心者の方には少々辛いかも知れません。

「クラッチレリーズ」と言って、クラッチを軽くする部品も売ってますがそれを付けるとDUCATIらしいキレの良いクラッチの繋がりが体感できなくなります。

アイドリング時はマフラーの音より乾式クラッチの音の方が大きいです。

これから購入する人へのアドバイス

エンジンは「90度V型2気筒DOHC4バルブ」という名前ですが、DUCATI好きな方の中では90度を言わずに「L型」という方もいます。
僕もその中の一人です(笑)

「997.5CCテスタストレッタ高回転仕様」と歌っていますが、バイク歴20年の一般人の感覚からすれば、低回転から「モリモリ」パワー出ています。

トルクはネイキッドの中では世界トップクラスです。

スタートでアクセルを少しでも大きく開ければ車重が軽い為、普通にフロントは浮いてきます。

初心者によくある転び方をする可能性は充分にあります。
気をつけましょう。

ブレーキがブレンボ・ラジアルマウントでかなりシビアに利きます。

ブレーキタッチがとても良く、ブレンボを知らない方は最初は戸惑いもあるかも知れません。

利くからといって突っ込み過ぎないように注意が必要と思います。

基本的にコックピットのポジションがイタリア人仕様です。
僕が184cmあり丁度良いくらいです。

175cm位からなら余裕を持って乗れると思います。

国産から乗り換える方は跨ったときの軽さに驚くはずです。
S4RSの乾燥重量は177kg、国産のこのクラスになると余裕の200kg越えです。(少なくとも40kgの差)

40~50kgの差はかなり大きいです。
初めはコーナー等で戸惑いがあるかもしれません。

僕は良いバイクだと思っています。
このレビューを見て興味が出たらば乗ってみる価値はあると思います。

総合評価: 5
年式:2007年  燃費:一般道:15.0km/L  高速道:15.0km/L
投稿者:こうけ
投稿日:2013-12-16 05:27:25