満足している点
80㎞で走っても不安定感は無く、コーナリングも安定しています。ボディー剛性は高いと思います。ただし、80㎞での走行はエンジンのゆとりはあまりあるとは思えませんので、巡航速度としてはキツイと思います。燃費は相変わらず文句無し。このクラスのスクーターでは、最も遠出に向いていると思うのですが…。
不満な点
依然、カスタムパーツが希薄。カスタムをしたい人や、最高速を求めるライダーには不向きと思います。
これから購入する人へのアドバイス
フルノーマルの場合、発進から25㎞位まで意外とトルクフルな感じでスタートしますが、40~55㎞の間に出力の谷があります。この間の加速は馬力・トルク共に喪失感が強く感じられて、ゆるーく加速していく感じです。55㎞を超えると75㎞位まで気持ちの良い加速をしていきますが、83㎞でリミッターが作動するので勿体無い感じです。
で、まず始めに、タイヤとPPSとイリジウムプラグ・ソケット・コードを交換しました。すると、WRを軽量化した様な効果がありました。発進から30㎞位までの加速はかなり改善され、55Kmを超えてリミッターが作動するまでの間は鋭く加速する様になりました。が、40~55㎞の間の出力の谷は若干改善されたのかな?という程度でした。この状態をキープして、次にWRの交換を数種類の組み合わせで試してみました。
①16g×3個+15g×3個の場合、ノーマルの16g×6個の時と体感的にはほとんど変わりませんでした。
②15g×6個の場合、発進から40㎞までは出足からスムーズに加速する感じになり、問題の40~55kmの間も多少改善されている感じがします。ここまでは最高速に影響は出ませんでした。
③15g×3個+14g×3個の場合、発進から45㎞位までの加速は激変します。しかし、45~55Kmの間は②の時よりも加速が鈍くなった様に感じます。55~75㎞の加速は良くなりますが、75㎞からリミッター作動までの加速が鈍ります。一応、リミッターには到達します。
④14g×6個の場合、発進から50㎞位まで鋭く加速しますが、50~70㎞の加速が③の組み合わせより鈍ります。更に、70㎞からリミッター作動までの加速は期待しない方が良い感じです。
個人的に③の組み合わせがバランス的に一番良く感じているので、現在この組み合わせで乗っています。登坂力もこれが一番良く感じます。
投稿者:MOMO