ホンダ | HONDA エイプ100/デラックス/タイプD | Ape100/Deluxe/Type D

車輌プロフィール

2002年2月に発売されたエイプ100は、ちょうど1年前に登場したエイプ(50cc)の原付2種バージョンとしての登場だった。50ccのエイプ用をベースにした車体に、2倍の排気量のエンジンを搭載し、エイプの3.7psからおよそ2倍の7.0psの最高出力を受け止めるために、フレームや足回りは強化されていた。スタイル上の差異は、シートが2人乗り用のダブルシートになっていることと、タンデムステップが設けられていることなど。エイプが提案した、「ギアチェンジの面白さを体感できる、ベーシックスポーツ」という特徴は、排気量が大きくなったぶんだけ、エイプ100ではさらに際立つものとなっていた。翌年からは、カラーリングにこだわったエイプ100デラックスが設定されるようになったが、大きな仕様変更を受けることはなく、エイプ(50cc)がインジェクション化されたあとも、エイプ100はキャブレター仕様のままだった。唯一の仕様変更は、2008年9月のマイナーチェンジとタイプ追加。排ガス規制に対応するためにキャタライザー(触媒)をエキパイ内に収めたこと(エキパイのふくらみで明らか)と、及び油圧式ディスクブレーキを前後輪に採用したエイプ100タイプDが設定されたことが、その内容だった。

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