満足している点
・トルクフルに峠道を駆け上がるVツインエンジン
・素直なコーナリングを見せるヤマハハンドリング
・磨く愉しみたっぷりなクロームメッキパーツが各所に
Vツインエンジンの鼓動を感じながら「ゆっくり走ることが楽しくなる」バイクです。この秋にキャブをオーバーホールし、前後のタイヤを新品で組み直しましたが、素直にカーブしてゆく「SRV250のヤマハハンドリング」は健在。トルクフルなエンジンなので、アクセル操作で軽々と峠道を駆け上がってゆきます。下りのカーブはリヤブレーキでコントロールするイメージ。タイトコーナーやアップダウンが連続する場面でも乗りやすいバイクですが、チューブタイプなのでやはりタイヤは圧倒的に「しなやかな新品」が良い。
冷却フィンや純正サイレンサーなど、各パーツの質感が高く、「走って良し」「磨いて良し」「眺めて良し」。いろんな方が言及している通り「登場するのが25年早かった」印象あり。空冷のVツイン・ツインキャブ仕様のバイクは排ガス規制の関係でもう国内では新車発売されないでしょう。いつまでもガレージで動態維持したい一台です。
不満な点
特になし
これから購入する人へのアドバイス
こんなに味のあるバイクですが、残念ながら絶版車です。中古で購入する際は、
・オリジナルパーツ(特に純正サイレンサー)で構成されたノーマル車
・錆の少ない車両
がおすすめ。そもそも台数が少ないので、悪趣味にカスタムされていない「好条件の車両」を見つけたら即断即決が良いように思います。
キャブレターやブレーキの性能維持パーツ、ダイヤフラム、前後気筒のインテークマニホールド等は現時点(R03年 10月)でも発注可能でした。
投稿者:ガレージライフ