満足している点
何と言っても、高速ツアラー旅バイクである。
車重があるので、横風の影響を受けにくい。
ヘルメットを被っていて頭さえ痛くならなければ、高速ならどこまで走っても疲れない。
トルクフルで圧倒的な加速を見せるので、追抜き追越しが非常にスムーズである。
最高速は、純正デジタルメーター表記で205km。
フルカウルとスクリーンのおかげで快適な長距離ツーリングが可能。
タンデムライドも迫力がある。
このバイクの最大の魅力は、スポーツバイクの外観と、その性能を備えながら、
フルカウルのトリプルパニアが似合うところ。
私がこのバイクを選んだのもそれが最大の理由である。
土産物がいっぱい買える。一泊ツーも、らっく楽。
2015年、欧州ではGSX1250F (Bandit1250F) がカタログ落ちしたようなので、
日本でも、今後、トリプルパニア装着の旅バイクの役割は、アドベンチャーツアラー
に移っていくかもしれない。
本気モードの、フルカウルのスポーツバイクに、トリプルパニアは今後、貴重である。
アドベンチャーしないアドベンチャーよりもいい、と個人的には思っている。
魅力は、その加速性能と、トリプルパニアに尽きると思う。
不満な点
これは高速ツアラーの利点でもあるが、車重が重い。
重いゆえに、ちょい乗りをしようという気にならない。 乗らない。
高速を楽に走るために、低速よりに振ってあるので、3500回転でトルクのピークを迎え
低回転でレスポンス良く急加速する特性がある。
すなわち、回るが、回さないタイプのエンジンである。
回すタイプのバイクに乗っていた人は、回せないのできっと面白みを感じない。
車重が重くて、エンジンは4000回転そこそこ、ギアは三速以内で信号にすぐつかまる。
Bandit よりも性能が過剰な隼は、下道はどうなんだろう? ちょっと気になる。
マフラーが静かすぎてヤバイ。
カラーが単色で地味。
故にSAで、多色で隙の無いCBに横に停車されると、そこに止めないでと思ったりする。
GSX650F のようなカラーリングなら、CBにも負けないデザイン力があるのに、
庶民の味方、SUZUKI はちょっと残念。
20万プラスで特別色を出して欲しい。 単色では弱いから。
ホンダのように、限定車
Banditファイナルエディション
これから購入する人へのアドバイス
荷物を運べる旅がしたいが、走りでも負けたく無い人にお勧め。
限定解除をしたので、とりあえずリッターバイクが欲しいという人は、
もっと他の選択肢があるし、購入しても、すぐに飽きると思う。
「派手さのない普段着できれるTシャツのようなバイク」
どこかで見た。言い得て妙である。
追記 2015/9/29
ETC割引がお徳で無くなり、下道を走る事が多くなったが、信号の無い地方や、山の中は、結構楽しい。
タイヤは、ピレリのGTを履き、路面への食いつきが良く、さらに良い。
地味な外装に関しては、デカールでごまかす事にした。
街乗り以外でお勧めします。
投稿者:gunfighter